『創らずにはいられなかったもの』
稼ぐ系と言われるこの業界では、
「お金を稼いで、自由な暮らしを手に入れよう」と叫んでいる人がたくさんいます。
でも、 自由気ままな暮らし=幸せな人生・・ではありません。
確かに、大金を手にすれば自由な暮らしが待っています。
幸福な時間も確かに流れます。
一時的に。
でも、飽きるんです。
どんなに幸せなことも時間も、時が来れば必ず飽きがきます。
幸福はすぐに消えてなくなります。 自由=無・・です。
真っ白なキャンパスに、どんな色を染めていくのか?
それがあなたの人生です。
無の状態から何を造れるのか?
自分自身にどんな提案ができるのか?
それができなければ、いくら稼いで自由な暮らしを手に入れても、
決して幸せにはなれません。
お金を持てば持つほど、いろんな経験ができるでしょう。
何に対しても、お腹いっぱいになります。
次第に何も求めなくなる。幸せになることが、難しくなります。
何億、何十億をつかんでも同じです。不幸な大金持ちを私はたくさん知っています。
その時、何も求めていない自分に対して、どんな感動する提案ができるのか?
お金を持てば持つほど、創造する力、提案する力が、自分自身のために必要になっ
てきます。
上司から言われたことだけをやる
お客さんに求められたことだけをやる
他の誰もがやることを、我先にと争って・・
例えあなたが一番になったとしても、お客さんにとって、それがあなたである必要がない。
あなたから買わなくても、二番目の人から買えばいい。
それが社会にとって、価値あるビジネスのあり方だとは思えない。
そんなビジネスが、自分の将来に何をもたらすのか?
あなたは、何も求めていない人に、どんな感動を与えることができますか?
ビジネスとは、人生のための修行です。
創造する力、提案する力・・それを常に磨いてください。
いつか自分自身のために使う・・そんな時が必ずやってきます。
好きなことをビジネスにして、自由に生きて行く・・
もしかしたら、あなたはそんなことを考えているかもしれませんね。
自由=無・・です。
だから、あなたのビジネスは最初から行き止まり。
小さい頃から、先生の教えてくれた答えを、何の疑問も持たずにただ頭の中に放り込む。
出された問題を記憶を辿って答えるだけ・・そんな勉強をしてきたからね、
自由=無・・なんていう発想がそもそもないんでしょう。
あなたの人生なんだから、好きな色に染めて行けばいいのに、
眩しいくらい真っ白なキャンパスだから、筆を起こす勇気が出ない。
何から何まで誰かに決めてもらって、その通りにしか動けない。
日本の教育は社会の歯車をつくる目的があります。
みんなに同じことで競わせて、結果を出すことでしか認めてもらえない・・
そんな教育を受けてきた私たちは、
社会人になっても同じように言われたことをやる。
少しでも脱線しようものなら、上司から罵声が飛ぶ。
どんなアイディアをひらめこうが、
そんな上司に自分の意見なんて言えるわけがない。
そんな社会に押し込められて、生き辛さを感じている人も少なくないでしょう。
人生を変えようと何かにチャレンジしても、
ほとんどの人が挫折してしまいます。
そんな人を私は何百人と見てきました。
奴隷解放。
解放された奴隷が何をやっていいのか分からないで自殺してしまう・・なんてことがあったらしいです。
自由=無・・です。
真っ白なキャンパスにあなた色に染めていくのが人生です。
奴隷であるのが当たり前な人は、自由になったとたん迷ってしまう。
あなたも同じではないですか?
あなたも社会の歯車でしょ?
そういう教育を受けてきた。
答えありきの当たり前の問題を出されて、
みんなと同じ答えを記憶するだけの学習をしてきたあなたは、
大人になっても答え、答え・・
答えばかりを求める、自分では一切考えることを放棄している歯車です。
そんなあなたが自由になったらどうなりますか?
奴隷と同じですよ。
あなたは、これからもそういう生き方を続けるんですか?
あなたが今のままでは必ず、自由=無・・の壁にぶち当たることになるでしょう。
無の状態から、あなたは自分で考えて、自分の意志で真っ白なキャンパスに筆を入れなければならない。
2001年に、私はコピーライターとしてビジネスを立ち上げました。
その時のコピーライターとしての理念を今でも継承しています。
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単純に文章を書くだけでは人の心に届かない。
綺麗な文章、読みやすい文章・・そんな文章をいくら書こうが届かない。
評論家や同業者など同じプロと呼ばれる人たちに、評価されようなんてこれっぽっちも思わない。
文章力を評価されるために書くわけじゃない。
コピーライターとは単なる文章を書く仕事じゃない。
世界に向けて届けたいメッセージが何一つないのに、何故あなたは英語を学ぶのか?
語りたい未来があるからこそ、私はコピーライターでありたい。
コピーライターは常にリーダーでなければならない。
リーダーとは強いものではなく、知識があるものでもない。
新しい道を指し示すことができる者・・それがリーダーである。
そして、それこそがコピーライターとしての本分である。
私はそう確信している。
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あなたを雁字搦め(がんじがらめ)にしているものがあるなら、
あなた自身で決断し、自身の力でそこから抜け出してください。
それは、あなたにとって冒険かもしれない。
冒険とは、勇気を持って脱線することです。
僕は創らずにいられなかった・・『世の中を変える脱線力の会』を。